紙からアプリへ!福祉施設に根付いた「1カ月で浸透したDX」│ 就労支援事業所メープルガーデン様

概要

◆お客様:就労支援事業所メープルガーデン
◆エリア / 区分:宮城県 / 福祉・医療法人
◆導入サービス:kintone
◆支援開始年月:2024年9月
◆ポイント:アナログ管理からの脱却と、視認性・利便性に配慮した設計

導入前の課題

導入前、メープルガーデンでは勤怠や業務日誌などをすべて紙で管理していました。
Excelで管理していた勤怠や日誌はすべて紙に印刷して、毎日手書きでチェックしていました。

しかも、年度の区切りや数年ごとの運営指導のたびに紙の書類を確認・保管しなければならず、従業員の普段の業務が滞ってしまうのは大きな負担でした。

TAKAYAMAが行ったこと

TAKAYAMAでは、まずExcelで管理されていた内容と紙の運用実態を丁寧にヒアリングし、kintone アプリの設計に落とし込みました。開発は3回に分けて段階的に実施し、現場での試用を繰り返しながらフィードバックを反映しました。

特にこだわったのは、UIの工夫です。

タブレット操作に対応させるために、アイコンのサイズを大きくすることで、高齢の職員や視覚障害のある利用者にも配慮し、「誰にとっても見やすく、使いやすい」設計を意識したアプリが完成しました。

お客様からの声

TAKAYAMAにご依頼いただいたきっかけ

補助金を活用してICT化を進める必要がある中で、「現場に馴染みやすく、丁寧なサポートをしてくれる」パートナーを探していたところ、TAKAYAMAに出会いました。

紙の運用に慣れていた職員が多かったため、単なるシステム導入ではなく、「操作への不安を払拭できるような提案」や「補助金利用」のタイミングも重なりお願いすることにしました。

TAKAYAMAにご依頼いただいた感想

PC版 Excelで行っていた作業が、スマートフォンやタブレットで完結し、格段に楽になりました!

以前は出席を目で見て確認していた出勤・退勤の打刻も、今はアプリで完結します。
また、メモ帳に「正の字」で記録していたカウント作業もアプリ上で自動化。作業効率が大幅に向上しました。

現場での浸透に時間がかかると思っていましたが、1カ月ほどでkintoneの操作に慣れました。

今後は、障がいのある方や年齢層の高い利用者を意識したUIのブラッシュアップなども図れたら嬉しいです。

担当者からのコメント

メープルガーデン様の取り組みは、「使う人に寄り添ったDX」の好事例となりました。

紙とExcel中心の運用から、たった1カ月でアプリが定着した背景には、「誰でも迷わず使える」設計と、段階的な導入支援があります。

特に福祉施設では、「ITに疎い職員が多い」「紙文化が根強い」といった声が多いですが、それでも“無理なくデジタルに移行できた”という実例でした。

TAKAYAMAでは、DXのご相談から、現場に寄り添った丁寧なサポートまで一貫して対応いたします。